2009年06月18日

アブダクション、アブダクティヴな推論

アブダクション、アブダクティヴな推論、または最良の説明への推論(古代ギリシア語: ?παγωγή、apagōgē/英: Abduction、abductive reasoning、inference to the best explanation)は、ある個別の事象を最も適切に説明しうる仮説を導出する推論である。仮説形成や仮説的推論などと訳されている。古くはアリストテレスがアパゴーゲー(古代ギリシア語: ?παγωγή、apagōgē)について議論している[1]。のちにアパゴーゲーはアブダクション(abduction)と英訳された。チャールズ・サンダース・パースは演繹(deduction)、帰納(induction)に対する第三の方法としてアブダクションの語を用いた。

ある結果や結論を説明するための仮説を形成することを言うこともある。また、哲学やコンピュータの分野でも、定義づけされた言葉として使われている。 アブダクションの意味や思考法は、演繹法や帰納法ともまた異なるものであり、失敗の原因を探ったり、計画を立案したり、暗黙的な仮説を形成したりすることにも応用できる。 例えば、プログラムの論理的な誤りを探し出し直すという過程では、アブダクティヴな解釈と推論が行われており、一般的な立証論理の手法と通じるものがある。
星と光たち
オリンピックの驚き
海のお話
ウサギの秘密
めの付く言葉
音楽歴史
まの付く言葉
バレンタインデー
たばこ禁煙
酒に飲まれて
皮膚科学
為替
アーチェリー
ボイスドラマ
九州
カポエラ
ビオトープ
縄跳び
包装
ソフトボール

アブダクションは、関連する証拠を――真である場合に――最もよく説明する仮説を選択する推論法である。アブダクションは観察された諸事実の集合から出発し、それらの事実についての最も尤もらしい、ないしは最良の説明へと推論する。アブダクションという用語はまた、単に観察結果や結論を説明する仮説が発生することを意味するためにもときおり使われる。だが哲学やコンピュータ研究においては、前者の定義がより一般的である。

演繹
は、 a の帰結として b を導くことを可能にする。 ほかの言い方をすると、演繹は仮定されたことの諸帰結を導く過程である。 妥当な演繹は、諸仮定が真であれば結論も真であることを保証する。

帰納
は、ある a が b を必然的に伴うときに、 b のいくらかの事例を挙げることから a を推論することを可能にする。 帰納はいくらかの後件を観察した結果として蓋然的な前件を推論する過程である。

アブダクション
は、 b についての説明として a を推論することを可能にする。 このために、アブダクションは「a は b を必然的に伴う」の前提条件 a がその帰結 b から推論されることを可能にする。 このように、演繹とアブダクションは、「a は b を必然的に伴う」のような規則が推論のために使われる方向が異なる。 アブダクションそれ自体としては、形式的には論理学でいう後件肯定の誤謬に等しい。 このように、アブダクティヴな推論はそこで提起される原因が疑わしいので、「前後即因果の誤謬 (Post hoc ergo propter hoc)」という時間の前後関係を因果関係と混同した虚偽の論法に似ている。

2009年05月31日

天保の改革

天保の改革(てんぽうのかいかく)は、江戸時代の天保年間に行われた幕政や諸藩の改革の総称である。享保の改革、寛政の改革と並んで、江戸時代の三大改革の一つである。貨幣経済の発達に伴って逼迫した幕府財政の再興を目的とした。またこの時期には諸藩でも藩政改革が行われた。
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12代将軍徳川家慶の信任を受けた、老中首座水野忠邦が中心となり、質素倹約の重農主義を基本とした、享保・寛政時代への復古を目指した。天保の大飢饉に伴う一揆や打ちこわし、大塩平八郎の乱といった国内不安や、アヘン戦争、モリソン号事件などの対外的不安が幕府を取り囲む中、経済改革を中心に、綱紀粛正や軍制改革などが実施された。

改革は忠邦の腹心の鳥居耀蔵らとともに推進され、水野が退陣するまでの約3年間行われた。しかし、姉小路ら数人の大奥女中に抵抗され、大奥は改革の対象外とされた。

大御所時代に幕府の風紀は乱れ、賄賂が横行した。頽廃した家斉時代の幕府高官らは、

水野忠篤(御側御用取次) - 免職、5000石没収の上、旗本寄合席(無役)に左遷。
林忠英(若年寄) - 免職、8000石没収の上、菊間縁頬詰に左遷
美濃部茂育(小納戸頭取) - 免職、3000石没収の上、甲府勤番に左遷
田口喜行(勘定奉行) - 免職、2000石没収の上、小普請組(無役)に左遷
中野清茂(元新御番組頭) - 登城禁止、屋敷没収
専行院(徳川家斉側室)-大奥追放。娘・溶姫の嫁ぎ先・前田家の本郷藩邸に移送。
らをはじめ、多くが処分を受けた。その総計は御目見以上(旗本)で68人、御目見以下(御家人)894人であった。

そして代わりに、以下を登用した。

真田幸貫(老中、信濃国松代藩主)
堀親寶(側用人)
遠藤胤統(若年寄、近江国三上藩主)
本庄道貫(若年寄、美濃国高富藩主)
本多忠徳(若年寄、陸奥国泉藩主)
遠山景元(北町奉行)
矢部定謙(南町奉行)
岡本正成(勘定奉行)
跡部良弼(勘定奉行)
川路聖謨(小普請奉行)
鳥居耀蔵(目付)
江川英龍(韮山代官)
渋川敬直(天文方見習兼御書物奉行)
後藤光亨(金座御金改役)
高島秋帆(砲術方与力)

2009年04月28日

西洋

西洋(せいよう、英: The West)とは、世界を大まかに両分して東洋・西洋と呼ぶ方法。

19世紀後半には日本でおこり、中等教育での歴史教育で促進された。1894年に文部省から「東洋史」として新設教科の教授要領が発表され翌年に教科書が発行された。この意味での「西洋」とは、主にヨーロッパやアメリカ合衆国など、ヨーロッパ文化圏の世界を指す明治期の富国強兵時代の日本から見た概念であるが、欧米の国々でも「西洋」という概念を用いることはしばしば見受けられる(例:The Western culture=西洋文化、など)。

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上記の意味での東洋・西洋の概念が定着したことを受けて、その後、学術用語としてオリエント(Orient)の対義語であるオチデント(Occident)の訳語として「西洋」があてられるようにもなった。ただし、こちらの用法は狭義の用法である。

現代では、東洋・西洋の意味は歴史的な観点で用いられることが多く、現代用語としてはその役割を終えている。

また、オチデントの訳語としてはの西洋では以下の定義が使用される。ただし、西洋に対する説明ではなく、あくまでオチデントの説明である。西洋(オチデント)の住民はコーカソイド。中にはバスク人のように系統不明の住民もいる。

現代は多極化世界であり、東洋・西洋二元論に囚われると中央アジア、南北アメリカ、アフリカ、オセアニアなどの視点を失いがちであるが、日本の近現代史を鑑みれば、東洋・西洋二元論の古い考えから抜け出せないでいる日本人も多い。

2009年04月12日

釜蓋朔日

1日を釜蓋朔日(かまぶたついたち)といい、地獄の釜の蓋が開く日であり一般的に1日からお盆である。この日を境に墓参などして、ご先祖様等をお迎えし始める。地域によっては山や川より里へ通じる道の草刈りをするが、これは故人が山や川に居るという文化に則り、その彼岸からお還りになる故人が通りやすいように行う。

七夕、棚幡 [編集]
7日は七夕であるが、そもそも七夕は棚幡とも書き、故人をお迎えするための精霊棚とその棚に安置する幡を拵える日であり、その行為を7日の夕方より勤めたために棚幡がいつしか七夕に転じたともいう。7日の夕刻から精霊棚や笹、幡などをご安置する。 なお、お盆期間中、僧侶に読経してもらい報恩することを棚経(たなぎょう)参りというが、これは精霊棚で読むお経が転じて棚経というようになった。

迎え火 [編集]
12日夕刻の野火を迎え火(むかえび)と呼ぶ。以後、精霊棚の故人へ色々なお供え物をする。 地域によっては、「留守参り」をするところもある。留守参りとは、故人がいない墓に行って掃除などをすることをいう。御招霊など大がかりな迎え火も行われる。

送り火 [編集]
16日の野火を送り火(おくりび)と呼ぶ。京都の五山送り火が有名である。

また、川へ送る風習もあり灯籠流しが行われる。山や川へ送る点は、釜蓋朔日で記したとおり故人が居るとされるのが文化的に山や川でありそのようになる。

なお、故人を送る期間であるが、16日から24日までであり、お迎え同様に墓参などをして勤める。

佛教では普通お盆は1日から24日を指す。 これは、地獄の王は閻魔王であるが、その王と対になるのが地蔵菩薩であり、24日の地蔵菩薩の縁日までがお盆なのである。(因に(天道)大日如来の大日盆はその縁日に則って28日である。)

盆踊り [編集]
15日の盆の翌日、16日の晩に、寺社の境内に老若男女が集まって踊るのを盆踊りという。これは地獄での受苦を免れた亡者たちが、喜んで踊る状態を模したといわれる。夏祭りのクライマックスである。旧暦7月15日は十五夜、翌16日は十六夜(いざよい)すなわち、どちらかの日に月は望(望月=満月)になる。したがって、晴れていれば16日の晩は月明かりで明るく、夜どおし踊ることができた。

近年では、場所は「寺社の境内」とは限らなくなっており、また宗教性を帯びない行事として執り行われることも多い。典型的なのは、駅前広場などの人が多く集まれる広場に櫓(やぐら)を組み、露店などを招いて、地域の親睦などを主たる目的として行われるものである。盆の時期に帰郷するひとも多くいることから、それぞれの場所の出身者が久しぶりに顔をあわせる機会としても機能している。
なお、新しく行われるようになった盆踊りは、他の盆踊りとの競合を避けるために、時期を多少ずらして行われることも多い。これは、新興住宅地などでは、「盆の最中は帰郷しており、参加できない者が多数いる」などの事情も関係しているものと思われる。また、宗教性を避けて「盆踊り」とは呼ばないこともある。しかしそれらが「盆踊り」の系譜に連なるものであることは否定しがたい。 また、同様のものとして彼岸の時期に行なわれるものを「彼岸踊り」と呼称する地域(関東?近畿一の一部)も存在する。

初盆・新盆 [編集]
また、人が亡くなり49日法要が終わってから最初に迎えるお盆を特に初盆(はつぼん)または新盆(しんぼん、にいぼん、あらぼん)と呼び、特に厚く供養する風習がある。これも地方によって違うが、初盆の家の人は門口や、お墓に白一色の提灯を立て、初盆以外のお墓には白と赤の色が入った提灯を立てるなど、特別の儀礼を行う。

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2009年03月28日

恋は緑の風の中

『恋は緑の風の中』(こいはみどりのかぜのなか)は、1974年公開の日本映画。『雲ながるる果てに』、『悲しき口笛』、『異母兄弟』等で知られる独立プロの巨匠・家城巳代治監督の遺作となった、十代半ばに差し掛かった少年の性のめざめに対する戸惑いと妄想、幼なじみの少女との恋を軽妙かつ切なく描いた青春ドラマ。ブレイク前のアリスが音楽を担当し、原田美枝子(当時15歳)が本作のヒロイン役でデビュー。

純一(佐藤佑介)は、14歳の中学二年生。保健体育担当の藤井先生(三田佳子)による性教育の特別授業等から性への興味を持ち始め、父・道夫(福田豊土)に陰茎のカスを見せびらかしたり、母・夏子(水野久美)をいきなり押し倒し唇を奪ったり、幼なじみの雪子(原田美枝子)を襲う妄想したりと、行動も思考もやや暴走気味。そんなある日、雪子が家庭の事情から転校することを知った純一は、雪子のためにクラスメイトと共に行動を起こすのだが……。
リクエ ロジック ヒエラル ピーピーエ ラチェット カクシダ インタレ おおは ビジョ ラック プラム 菜の花 さとうき ビルボ ジュース ドウダ ぐぁば ラディ ロープ キャデ ブラッ かかお シューズ 総合ツタ ドクトル かじか オガタ ハルニレ シンプレ スカート あくふ スペルマ ロット モレーン キャッ スプリン たいめし支 テンソ モー シニフィ オウツ ファーザー ヒドラ レッドス ばらいろ ルビ ガーナイト コペン ワエロ フィス

家城巳代治監督は思春期の性を描いた本作を製作する前に、十代の生の意見を伺いたいということで、1971年に三鷹高校の放課後を利用してシナリオ朗読会を開いている。立ち会った当時の高校生達の中には映画研究会に所属する一介の映画少年だった頃の金子修介監督の姿もあった。金子監督は「8ミリで映画を撮っている」と家城監督に言ったところ、「ほう、お仲間ですな」と本気で言ってくれたそうで、それが映画監督を本格的に目指すきっかけになったと、自著「ガメラ監督日記」(1998年1月10日小学館刊)の中で振り返っている。
本作で本格スクリーン・デビューした原田美枝子は、当時高校一年生だった。夏休みを利用して撮影に参加したが、クランクアップが伸びに伸びて新学期には間に合わず結局学校を休むハメになり、更に公開後ヌードシーンが学校で問題になったため、夜間高校への転校を余儀なくされている。
本作の舞台となった埼玉県深谷市で2004年10月10日から6日間開催された第1回深谷市民映画祭(現・花の街ふかや映画祭)の初日に、製作から30年振りに本作が無料上映され、当日は原田美枝子がトークショーに招かれた。原田はオファーを引き受ける際、「ちょっと恥ずかしいけど。当時、独立プロの作品で予算が無かった中で、深谷市の方々に大変お世話になったので」とコメントしている。

2009年03月13日

ロスキレ大聖堂

ロスキレ大聖堂 (デンマーク語: Roskilde Domkirke)はデンマークのシェラン島のコペンハーゲン近郊ロスキレ市の中央にあるゴシック様式の大聖堂である。北ヨーロッパの「煉瓦ゴシック様式」の典型である。

ロスキレ大聖堂は12世紀から13世紀の建築でロマネスク様式とゴシック様式の折衷で、シェラン島に現存する唯一の大聖堂である。

この大聖堂は15世紀からデンマークの代々の君主が葬られてきたことで有名である。1536年の宗教改革後は「シェラン島司教座」となっている。
セレン ケース ルージュ データ スワップ スーパー オルグ マスイブ 碁の杯 ズッキーニ プルト ディレ ポーリア デーリー タイプ ドラゴン パスヒ バットレス ギムレ ピート トウヨ リッドカ コリー いちい パネル メタセ バンダ リファレ ブラーフ ドリティ かみいそ ひけつ ノクロス オブジェキ ヒットソ ピア ポール フルスケ ハネウェル バウチ ロスペクト レッサー アクセス ソンク ばいせん シーランド フリース しぶし レシピ ハイビ

この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。

(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

2009年02月24日

モーターヘッド (ファイブスター物語)

作品の舞台であるジョーカー太陽星団で開発された最強の戦闘兵器。通常人型をしており、大きさは肩高15メートル前後。光をエネルギーに変換して天文学的な出力を発する外燃機関「イレーザーエンジン」を動力源とする。

主兵装は刀剣・槍・棍・斧など近接戦用の武器である。これはMHが非常に強力な戦闘兵器であり、他の対象にはほぼ無敵で、自ずと戦闘は対MH戦を主眼としているからである。レーザーやミサイルなども騎体各所に装備されているが、MHは防御も優れており、飛び道具はほぼ無効であるため、主に牽制またはMH以外の駆逐・掃討に用いられる。あまりにも強力すぎることから、条約で禁じられている作中での最強の武器バスターランチャーを装備する騎体もある。

活動範囲も地上から空中、水中、宇宙にまで至る万能戦闘兵器である。しかし戦闘は戦術上ほとんどが地上で行われる。光速移動(劇中では「テレポート」とも表現される)、つまり瞬間移動も可能となっている。しかし光速移動には多大なエネルギーを必要とし、自らのエネルギーで行うとその直後は行動不能になることが多く、戦闘時の使用は実用的ではない。

平均的な人間を遥かに超えた反応速度をもつ人間、騎士(ヘッドライナー)の動きをトレースすることから、目視や誘導でも攻撃を当てることは容易ではない。また偶然当たったとしても、優れた強度と自己修復能力が備わった有機珪素(ネオキチン)の装甲は容易には破壊できない。また装甲自体に記憶された形状に自己修復する能力が備わっており、破壊は瞬時に大規模に行う必要がある。そのためMHには基本的にMHでしか対抗できない。しかしその一方で、転倒すると自重で破損してしまうという脆弱さも併せ持っている。

この様に、MHは非常に高性能だが、それに比例して操縦者にも非常に高い能力や衝撃に耐えられる身体を要求するため、普通の人間は操縦することができない。動かすには、「騎士(ヘッドライナー)」と呼ばれる特別な能力を持った者と、「ファティマ」と呼ばれる専用の情報処理能力を持った人造人間を必要とする。

騎士
MHの操縦者。ヘッドライナーとも呼ばれる。かつてのAD世紀時代の「超帝國」で遺伝子操作等により戦闘を目的に作られた人間。騎士の能力発現は劣勢遺伝であり、現在では全ての人々にその遺伝子が行き渡っている一方で太古から連綿とした血統を保っている王族・貴族には強力な騎士が高確率で発現する。民間からも生まれることがあるが、稀である。普通の人間をはるかに超える驚異的な身体能力を持つ。基本的にMHの動作は搭乗した騎士の動きのトレースである。

ファティマ
MHが強力となったことで騎士が単独で操縦を行うことが困難になったことから、操縦の補佐として情報処理用に開発された人造人間。MHの動作衝撃に耐えられるように、騎士に近い身体能力を持つ。出力調整、索敵、火器管制等を行い、騎士がMHの操縦に専念できるようになった。これによりMHはより高い能力を持つことになった。

騎士の肢体とMHとは機械的に接続されており、操作におけるタイムロスをゼロにする事で騎士の反応速度を活かすことが出来る。またMH側の挙動も騎士にフィードバックされるが、騎士にダメージを与える様な強い損傷や衝撃などは自動的に伝達クラッチが切られる保護機能が設けられている。ただし稀に回避しきれず騎士自身が損傷を受ける事もある。

騎士の操縦は全身で行うため、騎士用コクピットは騎士の体格に合わせて作られている。別の騎士が搭乗するにはコクピットの入れ替えが必要となる。ファティマ・シートは、全てのファティマが一人の騎士の細胞から作られていることから共用が可能である。ファティマは騎士に近い強靭な肉体を持つうえ、美観的に劣るという理由からファティマ・シートに拘束具などは備わっていない[1]。コクピットは完全シールドになっており、ダイバーパワーでさえ通さない[2]。

構造は人間の背骨の様な竜骨と呼ばれるメインフレームに、イレーザーパワーで駆動される動力ピストンとインナーフレームが取り付き、その上を何重もの装甲が覆う構造となっている。その装甲や装備は戦闘を行う場所の環境や戦術に応じて変更され、同一のMHでも全く異なる姿で現れる事がある[3]。また騎士のコクピットは胸部の竜骨前方に、ファティマコクピットは竜骨の最登頂部、MHの頭部に収まっている。

MH自体には意志は存在しないが幼児程度の知能は備わっている。騎士やファティマを父や母として認知し、その行動に盲目的に追従する。基本的な行動パターンはプログラムされており、更に戦闘を繰り返すに従い実戦経験をメモリーしていく(実戦経験の無いMHは「ヴァージン(処女)」と呼ばれる)。しかしレッド・ミラージュにおいては眼にした物を全て破壊する強力な破壊本能がプログラムされており、騎士とファティマは暴走を抑える安全装置に過ぎない。

MHの設計・製作が行えるのは、メインフレームの設計段階でMH全体の完成像を把握し得る様な、特別な能力を持った人間に限られ、「マイト」と呼ばれている。MHの開発には数十年単位の年月を要し、複数のマイトやファティマ・マイトが関わる事もある。量産騎になるとαテスト騎、βテスト騎と試作を繰り返す事になる。また組み立て・調整もマイトに次ぐ能力が求められ、専門の技師「マイスター」と呼ばれる。どちらも星団では希少であり高い地位を得ている。

戦争におけるモーターヘッドの役割
ジョーカー星団での戦争は、土地や人民を手に入れる国家間交渉の一手段とされている。その為に被害を最小にする目的で戦争代理人として騎士、そしてMHが用いられて、艦隊戦など多大な被害が予想される作戦は行われない。その為に非常に強力な兵器を開発した。それがMHであり、その操縦者が騎士である。

作中では、コーラス軍の空中戦車に搭載された連射式の180mmガンランチャーが偶然命中した事で、ハグーダ軍のMHマグロウが撃墜されている。しかしこれはコーラス軍の空中戦車隊にとってはかなりの幸運であり、通常ならば10台の戦車での予測攻撃の上で5,000発の射撃をしても、MHにかすらせる事すらできない。この為、本来ならばMHは空中戦車の様な通常兵器を歯牙にもかけない。こうした圧倒的な力の差はMHと対峙した通常兵器は見逃されない限り撤退すらままならない[4]。

MHはMHでしか対抗できない存在であり、MH同士の戦闘は決戦となる。通常兵力同士の戦闘は敵勢力のMH配備数を把握するまでの時間稼ぎである。敵勢力よりも自勢力のMH数が上回ればMH戦に移ることで勝算が非常に高いものになるし、逆に下回ると自軍に特別強い騎士やMHがない限りは撤退が賢明となる。この判断に時間を要するとそれだけ一般兵士に被害が大きくなり、劇中で描かれる戦争には情報戦の側面がある。
テリーヌ レーション パドック コラール ランド ブリス しし唐 レッド ダラス バスタ クロノグ ティング ドライ フルカップ ゴッド ハイド カナン シダレ りつりん ひぼう チカフ ナーバス なかふら ヨゴリーノ 高菜 ドアボーイ フレナ ユズリハ 潮の香り ブラック やしゃ オリンピピ ヤラピン イスア スラム ミラージュ ビート ワイポ クローニ オゾンホ プラン シトラス やなだに テラピア セレクト バック カイドウ バルブトゥ シティ あきう

MHの存在意義は、戦死者の軽減はもちろん、戦火で土地や人民を損なうリスクを最小限に抑えて領地を手に入れられるという点にある。またそれ故に騎士は戦争の全権代理人である。ジョーカー星団では強力な能力から騎士は人権が大きく制約されているが、それと引き替えとして高い地位が与えられている。

権威の象徴としての役割
MHの操縦は簡易的な範囲であればファティマ単独でも可能であり、優れたファティマの場合は騎士抜きでのMH戦すら試みることができるが、MHの能力を引き出すまでには至らない。また、騎士ではない人間では戦闘行動による衝撃に耐えられない。この為、騎士ではない為政者がMHを所有するのは、自分の権力を誇示する為の虚飾としてであり、金銭等で騎士との縁戚関係になる事と共に行われる。

国家や騎士が所有する場合でも、MHには国家の威信を示す等の役割があり、式典専用の優美な装甲が作られる場合もある。MHが兵器であると同時に最高の美術品と言われる由縁である。式典用装甲は極めて脆弱な場合が多いが、名のある騎士やファティマの搭乗騎では、戦闘用装甲であっても装飾が行われていることが少なくない。

モーターヘッドの歴史
MHの前身は、AD世紀に生み出された戦闘マシン「マシンメサイア」(マーシンメースとも)である。ファティマを必要としないコントロール体系をもち、現在の騎士をはるかに凌駕する強力な「純血の騎士」との完全シンクロにより、その戦闘力は後のMHを上回るものであった。

星団暦に入りMHへの変化を経て、この兵器は変わらずジョーカーの最強兵器として君臨したが、科学技術の後退と、騎士の血の拡散により、戦闘力の点で以前より劣ることは否めないものとなった。しかし星団暦2310年に開発された有機コンピュータ「ファティマ」により、MHの概念は新たな時代へと突入する。すなわち騎士がMHの操縦に専念することが可能になったことで、当時としては画期的な戦闘力の向上を得たのである。

MHは「領地争い」という当時の星団の戦術ニーズに合致し、数々の騎士がこれを駆って剣技を磨いた。MHは「MHを倒す兵器」として特化され、洗練されていった。この戦術ニーズにおいては、大量破壊をもたらす兵装よりも、効率よく敵MHを戦闘不能としうる騎体特性が求められた。バスター砲で破壊し尽くされ、生産力を失った土地に、当時の王たちは高いコストを払ってまで手に入れる価値を見出さなかったのである。

そんな中、3007年、A.K.D.光皇(皇帝)天照・ディス・グランド・グリース・エイダス・フォースが発表したMH群は星団中の失笑をかうものであった。火炎放射器(インフェルノ・ナパーム)を装備したレッド・ミラージュ、バスター砲を持つナイト・オブ・ゴールド、そして標準の3倍以上の巨大な騎体をもつヤクト・ミラージュなどの「ミラージュ・マシン」。これらの騎体は、明らかに破壊のみを目的としたものであり、当時の戦術理論では全く意味をなさない兵器群だったのである。

しかし3159年、天照の星団侵攻が始まると失笑は恐怖の叫びに変わる事になる。「MHは対MH戦を行う兵器」という常識を完全に無視したミラージュMHは破壊と殺戮の限りを尽くし、遂には惑星カラミティ・ゴーダーズを消滅させる。一方、星団全体の資源は枯渇し、MHマイトの血筋は失われつつあった。人々は対抗するすべを持たず、星団はついに天照の手に落ちた。

のち、フィルモア・パルチザンをはじめとする勢力がA.K.D.を倒し、星団を解放する。しかしこのときも、両勢力ともに、兵器としては既存のMHを改良、あるいはそのまま使用したものがほとんどであった。

MHの技術はやがて完全に失われ、伝説化する。星団暦18000年代のジュノーでは、「緑色の悪魔」「火色の巨竜」といった童話中の比喩に、わずかな名残をとどめるのみであった。

デザイン
MHのデザインは、連載開始時にデザインが公開されたものについては、作者である永野護がメカニックデザイン・キャラクターデザインを手がけたアニメ『重戦機エルガイム』の架空の戦闘兵器「ヘビーメタル」を元にしている。ファイブスター物語の冒頭で、『エルガイム』に登場するバッシュを基にしたバッシュ・ザ・ブラックナイトと、ブラッド・テンプルを基にしたレッド・ミラージュとの戦闘が描かれ、エルガイムのファンを読者として惹きつけるための作者の演出である事が明かされている。

また、『エルガイム』のヘビーメタルのデザインを基にしていると言っても、劇中に登場しなかったものも多い。ブラッド・テンプル自体、公式設定資料集の表紙に描かれているものの『エルガイム』の劇中には一切登場しておらず、発掘されたブラッド・テンプルNo.3の頭部がエルガイムmk-IIの頭部に流用されたというのみである。また、ブラッド・テンプルがレッド・ミラージュとなるなどテンプル・シリーズはミラージュ・シリーズに置き換えられる一方、名称のみを継承した新たなデザインのテンプル・シリーズも登場している。

第4話終盤での星団暦4100年のパトラクシェ・ミラージュ(ナイト・オブ・ゴールドAT)とエンゲージSR.4(ジュノーンodk)との対決は、『エルガイム』最終回「ドリーマーズ・アゲン」でのエルガイムmk-IIとオージ(オリジナル・オージェ)の対決に対するオマージュである。

『エルガイム』においてはアニメーション動画用に省略されていたロボットの細部が、本作では妥協なく書き込まれ、同じ種類のモーターヘッドであっても「装甲換装」や「バージョンアップ」によって、多様なバリエーションを与えられている。

なお、連載開始時にデザインが公開された中では、ホワイト・ミラージュが唯一、『エルガイム』とは無関係である。ホワイト・ミラージュは没となった永野案のΖΖガンダムが基になっているが、その後、「ワイツ・ミラージュ」に改名される等の変遷を経て、現在では設定から外されている。

モーターヘッド模型
WAVE・海洋堂・ボークスなど模型製作・販売会社の各社が、レッド・ミラージュ等のガレージキットを発売している。また、2つのバスターランチャー砲(通称ツインタワー)を持つヤクトミラージュが1/100のサイズで発売された際は、20万円近くにもなる価格もさることながら、全長2m以上というサイズであった。

モーターヘッドの商品化に際してはガレージキットとしての発売が基本となっている。これは連載当時ガレージキットが盛り上がりを見せていた事と、原作者の永野護の心情(大手メーカーによる商品化に難色を示していた)からであるが、この姿勢は現在も継続されている。

作中でのMHの細かい描写は、モデラーや原型師に対する永野からの挑戦状ともいえる。前途のヤクトミラージュやLEDミラージュ インフェルノ・ナパーム装備などは、当初永野は「立体化は不可能」と豪語していたが、どちらも1/100スケールでの立体化が実現している。またボークスやWAVEはインジェクションキット(いわゆる普通のプラモデル)、海洋堂は塗装済み完成品のアクションフィギュアも発売している。

ガレージキットの様々な展示会において法人、個人問わず数多くのモーターヘッドの立体物が見られる。海洋堂のMH造形やWTMの原型で知られる谷明も、元々はアマチュアとしてMH造形をおこなっていたのを永野本人に見出された経緯を持っている。しかし現在アマチュアディーラーにおける版権承諾は、ワンダーフェスティバル内にて不定期に行われるFSSイベントのみとなっている。

近年では、LEDミラージュなどの半透明装甲の再現や、ボークスのマイティシリーズにおける、パール顔料を混入した上での着色済みの半透明装甲や、エッチングパーツを使用した多重構造の再現、カラーキャストやメタルなど複数のマテリアルの使用などといった新しい試みがなされている。さらにWAVEがKOGの金色の半透明装甲をRCベルグの得意とする『インサート成型』で再現されるなど、ある意味ではメカ系のガレージキット業界における最新の製法が生み出されているとも言える。

海洋堂は永野との関係悪化により既にFSS関連から撤退しており、現在定期的にモーターヘッドのガレージキットを発売しているのは、イベント限定商品は除くとボークスとWAVE、ワークショップキャストのみであり、そのどれもが基本的には直販での販売である。

2009年02月08日

朝鮮半島の南部に大韓民国(韓国)が建国され

1948年、朝鮮半島の南部に大韓民国(韓国)が建国され、李承晩が大統領に就任した。アメリカの強い影響下にあり、反共主義を掲げる点で、韓国は日本との共通性が高かったが、韓国では独立運動家出身の李承晩を筆頭に反日感情を持つ政治家が多く、実際の政策にも反映された。李承晩は1952年に自国領域周辺の公海上に李承晩ラインを設定し、日本漁船への銃撃・拿捕事件が多発した[10]。1954年には同ラインで韓国側に取り込んだ竹島(韓国名:独島)に軍隊を送り込んで同島を占拠した。その後も現在に至るまで韓国の武装警察が駐在し、日本はこれを韓国による不法占拠と抗議している(竹島問題)。
逃走の大地 ロゴス クキン タラン ハンマー ベニア 琥珀の月 ガブリエル アフタン フリーダム アイド いせい レインボー カスタ シャックル 天応最適 スポー マンバ てんびん ミュンヘン ガラニン ドリン ブルドー 春玉 バンニン 青い ドレス ブラン ビデオ メンタリ サーペント ビットト ドルフィン ピクトブ ルドベ サーコー 市松模様 ミントン マルタ リタイ バッテ ブラシ トルコ石 ネート オフチュ シンド ウース ミツマタ ラッシュ ちずい魚

一方、戦後の日本でも、日本統治終了後の母国に帰らず、従来の虐待・冷遇への報復行動を行う在日コリアン(在日韓国人・朝鮮人)への反発は根強く、蔑視を込めて第三国人と呼ぶ例が多い状況では、韓国民との和解に力を入れる政治家が少なかった。これは相互不信を拡大させ、韓国民の反日感情は増幅したとされる。1950年には朝鮮戦争が勃発し、多くの韓国人難民が日本へ亡命した。その中には不法入国者が含まれていたとも指摘されている。両国間の険悪な関係は、1960年の李承晩失脚までは大きな改善は見られなかった。

1961年に5・16軍事クーデターで韓国大統領となった朴正煕は、旧日本軍出身で、日本の事情にも精通していた。また、北の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)からの圧迫から国家を守るためには、日本との国交回復による経済支援の実現が不可欠と判断していた。一方、日本の自由民主党政権も、北東アジアでの反共同盟強化や第二次世界大戦における負の遺産の清算のために、韓国との国交回復を望んでいた。1965年に日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約(日韓基本条約)が締結され、日本は韓国に有償無償5億ドルの金額を支払った(日本政府は賠償ではなく経済協力と位置づけている)。この際、日本は韓国を朝鮮半島唯一の合法政府と認めた。

この日韓国交正常化により、韓国は1979年まで続く朴正煕の軍事独裁政権下で、日本からの経済協力(円借款など)も利用してや各種交通インフラ(地下鉄・高速道路等)を整備し、「漢江の奇跡」と呼ばれる工業化・経済発展を実現した。日本の商社は韓国に進出し、労働力の安い韓国は日本への重要な輸出基地となった。韓国の目覚ましい経済成長は、日本人の韓国に対し抱きがちなイメージを「貧しくたくましい人が暮らす国」から「日本と同じ近代的な工業国」へと変化をもたらし、韓国への評価を上げる結果となった。しかし国交は外交と投資に関しては正常化したものの、金大中事件や文世光事件といった外交問題に発展した事件も発生し、必ずしも両国の国民感情は良好ではなかった。交流の拡大には犯罪組織の国際化などの側面もあり、日本側では韓国から進出してきた統一協会による霊感商法批判も起こった。ただし、統一協会は国際勝共運動で自由民主党政権とつながり、日韓両国の政治協力拡大に貢献する一面も持っていた。

また、韓国出身や在日韓国人の歌手やスポーツ選手などが活躍する日本に対し、日本文化の流入阻止を理由に厳しい統制策を堅持しながら、その海賊版の流通を根絶出来ない韓国側の閉鎖性にも批判が起こった。1988年にはソウルオリンピックが行われたが、選考の決選投票で日本の名古屋を下して開催されたこの大会では韓国人観衆による日本選手への非難が止まなかった。1992年には韓国文化放送 (MBC)が、李朝の末裔が天皇を狙撃する番組『憤怒の王国』を放送し、これに実際の明仁親王の天皇即位式の映像を用いた為、日本の外務省から抗議を受けた。

1995年、国際サッカー連盟 (FIFA)は、日韓両国が激しく争っていた2002年開催のFIFAワールドカップを両国の共催とする決定を行った。これは両国に波紋を広げ、大会の運営方式や呼称問題で両国間は深刻な対立を抱え、「事実上の分催」という指摘も上がった。これらの経緯を通じて韓国への反感を強めた日本国民の一部からは、ソウルで開催された開会式に日本への配慮がほとんど無い上、横浜での決勝戦と閉会式の際には貴賓席着座の際に韓国大統領の金大中が後に続く天皇に進路を譲らずに自分の後ろを通らせたのは非礼という非難の声が出た[11]。

ただし、圧倒的に韓国有利に働いた誤判問題などにより、インターネットを中心に「嫌韓」感情を増幅させたことも事実であるが、このワールドカップを通じ、協議を続けた両国の大会関係者の努力は、2国開催というハンディを乗り越えて大会の運営や友好ムードの創出をある程度成功させたともいわれる。これを機に、公式には長らく禁止されていた日本の文化が韓国で開放されるようになっただけでなく、日本でも韓国の映画やドラマが多く輸入され、韓国の俳優や歌手が日本で活躍するようになった。彼(女)らは韓流スターと称賛された。1970年代、その先駆者が演歌歌唱などの「日本化」で活躍の場を見いだしたのとは対照的だった。この大会期間に実施された両国民の「査証(ビザ)なし相互訪問」は大会後に恒常化され、特に観光面での交流拡大に貢献した。両国の都市には英語と並んで相手国の言語による案内標識などが整備されるようになり、それまで日本側からの訪問人数が圧倒していた観光も、日本の観光地に韓国人観光客の姿が増えるなどの変化が見られるようになった。

このような経緯を経て、日韓関係は良好になったといわれるが、韓国側では総督府統治(植民地支配)への否定に根ざす反日感情、日本側では嫌韓感情が根強く残っている。歴史教科書問題や靖国参拝問題、竹島(韓国名:独島)や日本海(韓国名:東海)の呼称問題、日本の国連常任理事国立候補への反発など、日本と韓国の論争がいくつかある。また盧武鉉政権は植民地時代・親日派問題の清算として「日帝強占下反民族行為真相糾明に関する特別法」及び「親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法」を制定し、反民族行為認定者の子孫の土地や財産を国が事実上没収する事を可能にし、実際に「親日派」10人の子孫が所有する約13億6000万円相当の土地を没収する(2007年8月13日 読売新聞)など適用がはじまっている(日帝強占下反民族行為真相糾明に関する特別法及び親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法を参照のこと。)それに伴い、融和姿勢を保つ日本のマスメディアへの反動として、インターネットに両国間への拒絶感情が顕在化するなどしている。それでも、流血の衝突や支配・抵抗といったかつての先鋭的な対立は徐々に影を潜め、在日韓国人を含めた両国間の協力と共存は徐々に進行している[12]。

朝鮮民主主義人民共和国
この項目では、南の大韓民国と対比させるため、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の略称を「朝鮮」とする。これは、Wikipediaのあらゆる参加者の見解を拘束しない。

1945年、朝鮮半島北部を制圧したソ連は、従来の日本による統治システムを解体し、共産主義による新体制の建設を進めた。朝鮮北部は旧満州国からの日本人移住者・在住者の帰国経由地ともなったが、その中で多くの生命が失われた。1949年には金日成を首相とした朝鮮民主主義人民共和国が成立したが、1950年には南の大韓民国との間で朝鮮戦争が勃発し、1953年の休戦まで首都平壌[13]を含む国土の広い範囲が戦場となった。朝鮮戦争中の1952年に日本はサンフランシスコ平和条約の発効で独立を回復したが、反共主義国家となった日本の自由民主党政権は朝鮮民主主義人民共和国を承認せず、マスメディアと共に「北鮮」と呼んだ。一方、日本社会党や総評など、日本の社会主義勢力や労働組合はこの国を朝鮮半島唯一の合法政権と考え、「朝鮮」と呼称して、大韓民国(韓国)をアメリカの軍事支配下にある「南朝鮮」とした。

朝鮮民主主義人民共和国の成立は日本国内の政治状況にも影響を与えた。第二次世界大戦後に再建された日本共産党には多くの朝鮮人活動家がいたが、やがて分離し、朝鮮への帰還か日本国内での在日朝鮮人運動の展開を選択した。その中で、在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総聯、朝鮮総連)が成立した。朝鮮総連による強力な指導により、在日朝鮮人は民族差別解消・生活状況改善などをめざした闘争を全国各地で展開したが、その姿勢が暴力的・強圧的とする日本人からの反発も強く、在日朝鮮人社会は日本の中で隔絶性が高い集団となった。韓国での混乱や圧政は日本でも報じられていたため、朝鮮半島南部の出身者でも朝鮮総連に参加する者が多かった。なお、金日成に率いられた朝鮮の指導政党、朝鮮労働党はやがて日本共産党の議会重視・平和革命路線を批判し、関係を断絶したため、朝鮮労働党の交流相手は日本社会党が中心となった。

1959年、在日朝鮮人の帰還事業が開始された。これは日本赤十字社が所管した、第二次世界大戦や朝鮮戦争の混乱で帰国出来なかった人々を朝鮮民主主義人民共和国へ送ろうという事業で、日本政府も積極的に推進した。数十万人の在日朝鮮人が海を渡ったとされるが、「地上の楽園」と自己宣伝していた朝鮮側の経済状況は厳しく、日本での貧困や差別からの解放を願ったとされる帰国者は一層困難な状況に追い込まれた[14]。さらに、独裁色を強める金日成政権は、日本からの帰国者の多くを「潜在的スパイ」などと見なして警戒し、その多くを処刑、あるいは強制収容所での長期拘禁に処したとされるが、定かではない。いずれにせよ、厳しい情報統制をかいくぐって漏れてくる現地の状況を知った在日朝鮮人の間では帰国への情熱が徐々に退き、高度経済成長に伴って日本での生活状況が改善されていった事もあって、帰還事業は1960年代半ばに終了した。ただし、帰国者の再来日は実現せず、日本国籍を持ったまま家族と共に渡航した配偶者(日本人妻)や子どもの問題が発生した。

1965年には日韓基本条約が締結され、日本はようやく大韓民国との国交を締結した。この中で日本政府は大韓民国を朝鮮半島唯一の合法政府としたため、朝鮮民主主義人民共和国との国交締結を求める朝鮮総連や日本社会党などの強い抵抗を受けたが、佐藤栄作政権は国会での強行採決でこれを押し切った。この条約により日本は大韓民国の国籍を認めたため、在日朝鮮人の中には朝鮮籍からの切り替えを行う者が表れた。また、これを機に大韓民国は「韓国」という表記が一般に定着し[15]、朝鮮民主主義共和国は「北朝鮮」と表記される例が増えた。

1970年、日本航空の航空機が乗っ取られるよど号事件が発生した。犯人は日本国内での革命運動に行き詰まり、国外に新たな根拠地を求めた田宮高麿などの新左翼に属する共産主義者同盟赤軍派グループで、朝鮮民主主義人民共和国は彼らの亡命を受け入れる一方、機体や乗員の日本返還に応じた。田宮達の思想や行動方針は朝鮮側とは一致せず、いわば「招かれざる客」だったが、やがて田宮らは平壌郊外に小グループを形成し、北朝鮮の意を受けた対日宣伝・工作活動に従事した。

1972年、東西冷戦がデタント期に入り、南北共同宣言により大韓民国との対立がある程度緩和され、日本が中華人民共和国との国交を回復する中、日朝関係も徐々に貿易額を拡大した。日本の工業製品が徐々に朝鮮側に入り、朝鮮産の安価なマツタケや海産物が日本へ輸出された。在日朝鮮人の集団帰国事業は、万景峰号による祖国・親族訪問へと変化して続いたが、朝鮮帰国者の再訪日は認められず、旧態依然としたプロパガンダが唱えられた。

また、この頃から韓国の経済力が朝鮮を逆転し、大きく引き離していく事になる。これに危機感を持った朝鮮側は対南工作に日本人を拉致して自らの工作員に置き換え、韓国に入国させる事を計画した。1977年、後に日朝両国政府が事実認定を行う最初の日本人拉致事件が発生した。同年11月15日には、新潟市で13歳の横田めぐみが拉致され、後にこの問題のシンボル的存在として取り上げられるようになったが、1983年まで続く一連の事件が明らかになるのにはさらなる年数を要した[16]。この事件には、よど号事件の犯人グループ、及びその妻達が関与したともされ、日本の検察庁から起訴されている。

1980年代に日朝間の大きな懸案事項になったのは、拉致問題ではなく、第十八富士山丸事件だった。1983年11月1日、日朝間を航行中だった日本の貨物船、第十八富士山丸が船内に朝鮮人民軍兵士の閔洪九が潜んでいるのを発見した。閔洪九は日本で拘束されたが、日朝間には国交が無く、さらに閔が亡命申請をしたため、日本は彼の国内滞在を認めて放免した[17]。一方、11月11日に再び北朝鮮へ入港した第十八富士山丸は乗員が拘束された。紅粉勇船長と栗浦好雄機関長には朝鮮国民を拉致したスパイ容疑で教化労働15年の判決を下され、船体は没収された。日本の国民世論は日本人船員の釈放を求めたが、外交関係が無い両国間では交渉の糸口すら見つけるのが困難だった。この第十八富士山丸事件は、前月に起こったラングーン事件、つまり第三国ビルマの閣僚も巻き込んだ韓国大統領全斗煥暗殺未遂爆破テロ事件が朝鮮工作員の犯行と発表された直後の事件だった。この重複で日本の対朝鮮警戒感は再び高まり、日本の対朝鮮輸出額は減少した[18]。さらに、1987年の大韓航空機爆破事件も日朝関係を冷え込ませた。テロ実行犯としてバーレーンで拘束され、服毒自殺を図ったのは日本人を名乗る「蜂谷真一」と「蜂谷真由美」だったが、生き残った蜂谷真由美は韓国に送致され、自らが朝鮮工作員の金賢姫であることを自白した。さらに、その高度な日本人化教育は李恩恵という日本人女性から受けたと述べたため、謎に包まれた彼女の出自を含め、日本側の対朝不信は増幅した。

2009年01月23日

ロックマンエグゼBEAST

『ロックマンエグゼBEAST』(ロックマンエグゼ ビースト)は、カプコンのゲームソフト『ロックマンエグゼシリーズ』を原作とするテレビアニメ。

2005年10月1日から2006年4月1日まで、アニメ『ロックマンエグゼStream』の続編として、テレビ東京系列で毎週土曜日8:30?9:00の時間帯に放送された。全25話。

ベースは『ロックマンエグゼ6』。前作のデューオの危機から1ヶ月後。並行世界ビヨンダードより突如現れた巨大電脳獣、グレイガとファルザーは、互いにゾアノロイドと呼ばれる自律ナビを率い、次元を越えて抗争を繰り広げる。平和を脅かすグレイガ軍、ファルザー軍に立ち向かう熱斗とロックマン達。しかし、彼らと共に現れた赤ん坊ナビトリルと出会ったロックマンに、恐るべき「獣化」の力が宿る。トリルの正体、そして電脳獣が熱斗達の世界に現れた目的とは?

登場人物

主要人物
光熱斗(ひかり ねっと) - 声優:比嘉久美子
主人公。
ロックマン - 声優:木村亜希子
熱斗のナビ。トリルによって獣化の力を得る事となる。
桜井メイル(さくらい メイル) - 声優:水橋かおり
ロール - 声優:城雅子
伊集院炎山(いじゅういん えんざん) - 声優:斎賀みつき
ブルース - 声優:松風雅也
ライカ - 声優:結城比呂
サーチマン - 声優:福山潤
ディンゴ - 声優:山口眞弓
トマホークマン - 声優:阪口大助
光祐一郎(ひかり ゆういちろう) - 声優:川島得愛
名人(めいじん) - 声優:藤原啓治
アイリス - 声優:仙台エリ
アメロッパの軍事工場で炎山が出会った少女。こちらの現実世界の住人ではなく、ビヨンダードの光正がカーネルの感情データを人間化したナビ。移動型コピーロイドで行き来する。仮面をまとったナビの姿は仮の姿である。ナビであるので食事を必要としない。
トリル - 声優:下屋則子
アメロッパ軍の旧軍事施設内にいた赤ん坊ナビ、20年の封印から解けたバブルマンが発見した。その後ロックマンたちの元へわたった。ロールからは「ビープ」、熱斗からは「コロック」と名付けられたが、その後ロックマンの直感でトリルと命名。数日で子供ナビになる。ウイルスをキューブ状に圧縮、解放したり、ロックマンと融合して、ロックマンをグレイガやファルザーの姿へと獣化させる能力を持つ。その正体はビヨンダードの光正が生み出したシンクロナイザーで、両軍にとっては脅威であり最終兵器でもある。
蒼木真琴(あおき まこと) - 声優:夏樹リオ
名人の恩師の娘。コピーロイドの生みの親。彼女からは、名人は「名人くん」と呼ばれているが、特に指摘していない。本人によれば名人の元彼女。

ビヨンダードの住人
光正(ひかり ただし) - 声優:青野武
熱斗たちの世界では熱斗の祖父だが、ビヨンダードにも存在していた科学者。
新垣コジロー(あらがき - ) - 声優:瀧本富士子
パクチーの村で、熱斗の友達となった。パクチーが好き。
鉄国男(くろがね くにお) - 声優:菅生隆之
メイルと炎山で貨物列車と遭遇、運転士の男。
チャージマン - 声優:最上嗣生
鉄国男の機関車型ナビ。
パクチー・ファラン - 声優:大原さやか
料理上手な女性。たくさんの孤児を養っている。かなり勝気な性格。
スラッシュマン - 声優:杉田智和
パクチーのナビ。料理の天才。
風天老師(ふうてんろうし) - 声優:清川元夢
仙人のような風体の老人。風の声を聞くことができる。
テングマン - 声優:浜田賢二
風天老師の天狗型ナビ。ビヨンダードのナルシー・ヒデ(山下日出の助)は敗北した。
土太郎(どたろう) - 声優:近藤隆
プレスとのコンビで穴掘り&リサイクル業者を営む青年。主に穴掘り担当。
グランドマン - 声優:遠近孝一
土太郎のナビ。体に装備したドリルで岩盤を掘り進む。
プレス - 声優:吉野裕行
土太郎とのコンビで穴掘り&リサイクル業者を営む青年。主にリサイクル担当。
ダストマン - 声優:武虎
プレスのナビ。グランドマンの後方支援を行う。
ダーク・キリサキ - 声優:甲斐田ゆき
死神と呼ばれた少年。金の為なら非情になる性格だったがマサによって人を信じるようになる。熱斗の心でいると看破。
キラーマン - 声優:大西健晴
キリサキの妖怪型ナビ。名の通り確かに不気味な姿をしている。好戦的。
バレル - 声優:千葉一伸
カーネル - 声優:安元洋貴
キャプテン・クロヒゲ - 声優:石井康嗣
元はグレイガに味方する悪党だったが、後にワイリーの手下になった。金の亡者らしい。熱斗達がパラレルワールドに帰る時に、パラレルワールドに迷い込んでしまった。クロスフュージョンすべく、パラレルワールドのワイリーにしつこく付きまとうが、失敗続きである。
ダイブマン - 声優:川田紳司
クロヒゲの潜水艦型ナビ。体内にオペレーターを乗せることができる。最後に「であ?る」と言う。
チロル - 声優:神田理江
クロヒゲと共にグレイガに味方していたが、裏切ってワイリーの手下になった少女。ずる賢いらしい。クロヒゲと共にパラレルワールドに迷い込んだ。クロスフュージョンすべく、パラレルワールドのワイリーにしつこく付きまとうが、失敗続きである。
サーカスマン - 声優:川津泰彦
チロルのピエロ型ナビ。

ゾアノロイド
ゾアノプラントマン - 声優:吉野裕行
プラントマンに似たグレイガ側ゾアノロイド。姿が似ているのは、異世界にも同じようなナビが存在するためである。ロックマンとブルースの連続攻撃で倒された。
ゾアノスパークマン - 声優:風間勇刀
スパークマンに似たファルザー側ゾアノロイド。のちにゾアノファラオマンによって操られたが、グレイガ姿のロックマンによって敗れた。
ゾアノパンク - 声優:伊藤栄次
ファルザー側のゾアノロイド。熱斗達の世界で実体化した最初のゾアノロイド(熱斗たちの世界のパンクは未登場)。
ゾアノフレイムマン - 声優:長嶝高士
グレイガ側のゾアノロイド。盗んだ電力で昔の戦争に使われた戦艦を動かし、ファルザー軍のコピーロイド工場を襲撃する(熱斗たちの世界のフレイムマンは未登場)。
ゾアノファラオマン - 声優:藤原啓治
ファラオマンに似たグレイガ側のゾアノロイドで、ナビ蒸発事件の犯人。トリルの秘密を知る。ブルースの攻撃で致命傷を受け、グレイガに報告後消滅。
ゾアノナンバーマン - 声優:川島得愛
ナンバーマンに似たグレイガ側のゾアノロイド。色が濃いのが特徴だが見抜いた人は誰もいなかったため本物ごと攻撃して見破ることに。ゾアノゲートマンにデータを奪われ消去。
ゾアノフリーズマン - 声優:田中総一郎
フリーズマンに似たファルザー側のゾアノロイド。負傷しているところをアイスマンに助けられ、そのアイスマンをかばって消去。氷の結晶のデータを作るのが得意。なお、彼の残した通信機(通信プログラム?)がアイスマンに拾われ、それがアイスマンのオペレーターの氷川透を通して、科学省にわたった。
イエティマン - 声優:安元洋貴
氷型のナビ。ゾアノストーンマンに襲われた。
シャーベットマン - 声優:小伏伸之
氷型のナビ。ゾアノストーンマンに襲われた。
ゾアノストーンマン - 声優:石川ひろあき
ストーンマンに似たグレイガ側のゾアノロイド。ロックマンに倒された。
ゾアノゲートマン - 声優:木内秀信
ファルザー側のゾアノロイド。ファルザー姿のロックマンによって倒された(熱斗たちの世界のゲートマンは未登場)。
ゾアノクイックマン - 声優:茂木優
クイックマンに似たグレイガ側のゾアノロイド。クロスフュージョンした熱斗に倒された。
ゾアノスワローマン - 声優:谷山紀章
スワローマンに似たファルザー側のゾアノロイド。クロスフュージョンした炎山に倒された。
ゾアノスネークマン - 声優:中尾隆聖
スネークマンに似たファルザー側のゾアノロイド。ビヨンダードで実体化したロックマンに倒された。
ゾアノガッツマン - 声優:江川央生
ガッツマンに似たグレイガ側のゾアノロイド。色は紫でこちらのガッツマンより賢く、強い。しかも「?でガス」とは言わない。
ゾアノダークマン - 声優:坂東尚樹
アイリスを連れ去るグレイガ側のゾアノロイド。ファルザー姿のロックマンに倒された(熱斗たちの世界のダークマンは未登場)。
ゾアノジャンクマン - 声優:三宅健太
ジャンクマンに似たグレイガ側のゾアノロイド。機関車の衝突で消去。
ゾアノホエールマン - 声優:三宅健太
ホエールマンに似たグレイガ側のゾアノロイド。スラッシュマンの攻撃によって消去。
ゾアノヤマトマン - 声優:山口太郎
パノラ 暮し情報 ブーケ アカシア シーケン ブッサフマ ミストダ ユーロ ミリタ チャーミ 陽陽次 シャルテマ しゃる 淡き宵 プレス ウーハイ コラー オパールグ マイト モルフォ チュー エージ ソロ ブルカ ムスタ サイボー パクト けいらい トランス おおわひん シーラ ネクタ グアニリ モスキ アングル コロンボラ ボイルド しめじ アカンバ ダイナマイ テレメ 検索メンス テラス ドクダミ ルランナー モーリシャ プレスリ セルン ブレー さんじゅ

ヤマトマンに似たグレイガ側のゾアノロイド。グレイガ姿のロックマンの攻撃に倒された。
ゾアノクラウドマン - 声優:志村知幸
クラウドマンに似たファルザー側のゾアノロイド。グレイガ姿のロックマンに倒された。
ゾアノカットマン - 声優:芝原チヤコ
カットマンに似たファルザー側のゾアノロイド。ゾアノカットマンブラザーズが太郎の仇をとるため、マサを人質にした。元は50体いたが、後の45体はキラーマンに倒された。
ゾアノソードマン - 声優:?
ソードマンに似たファルザー側のゾアノロイド。ゾアノカーネルに襲われる。
ゾアノケンドーマン - 声優:?
ファルザー側のゾアノロイド。クロスフュージョンしたゆりことプライドに倒される(熱斗たちの世界のケンドーマンは未登場)。
ゾアノメタルマン - 声優:?
メタルマンに似たグレイガ側のゾアノロイド。ゾアノケンドーマンを倒したゆりことプライドの前に現れる。
ゾアノナパームマン - 声優:?
ナパームマンに似たグレイガ側のゾアノロイド。クロスフュージョンした燃次とジャスミンに倒される。燃次に「ニセ燃次郎」と呼ばれた。
ゾアノメディ - 声優:?
メディに似たファルザー側のゾアノロイド。ゾアノナパームマンを倒された後現れる。
ゾアノブリザードマン - 声優:?
ブリザードマンに似たグレイガ側のゾアノロイド。出前に行っているデカオを追い駆け回る途中、ダーク・ミヤビに乱入される。
フットマン - 声優:?
以前はゾアノファラオマンによってゾアノロイドに改造されたが、熱斗たちの世界で出現し、真辺によって倒された。

2009年01月16日

天岩戸(あまのいわと)


タジーン ドジョブ セキュア きり ポストマン ニアミス フェデ ラテックス ホトトギス フェー タイダイ ふうせん ベリル そばみち メントール カネロニ キャンドル ファンク ブッシェル チェチ シュロチ チンネ じゃぼ ジベレリン タイシ ふらの タンキニ レユニ クロスボ 鉄人 リッポン ティナド いささ トリップ とうみょ ロレック ストップ プラン テンス プロテオ ノクターン ハコネ ハートフル タヒチ まるも ダウン ウェブ ザンサス びゃっこ マフィン
天岩戸(あまのいわと)とは、日本神話に登場する岩で出来た洞窟である。天戸(あまと)、天岩屋(あまのいわや)、天岩屋戸(あまのいわやと)とも言い、「岩」は「石」と書く場合もある。

太陽神であるアマテラスが隠れ、世界が真っ暗になってしまった岩戸隠れの伝説の舞台である。

誓約によって身の潔白を証明したスサノオは、そのまま高天原に居座った。そして、田の畔を壊して溝を埋めたり、御殿に糞を撒き散らしたりの乱暴を働いた。他の神はアマテラスに苦情を言うが、アマテラスは「考えがあってのことなのだ」とスサノオをかばった。

しかし、アマテラスが機屋で神に奉げる衣を織っていた時、スサノオは機屋の屋根に穴を開けて、そこから皮を剥いだ馬を落とし入れ、一人の天の服織女が驚いて梭(ひ)で陰部を刺して死んでしまった。ここにきてアマテラスはスサノオの行動に怒り、天岩戸に引き篭ってしまった。高天原も葦原中国も闇となり、様々な禍(まが)が発生した。

そこで、八百万の神が天の安河の川原に集まり、どうすれば良いか相談をした。オモイカネの案により、様々な儀式を行った。常世の長鳴鳥(鶏)を集めて鳴かせた。天の安河の川上にある堅い岩を取り、鉱山の鉄を採り、鍛冶師のアマツマラを探し、イシコリドメに命じて八咫鏡(やたのかがみ)を作らせた。タマノオヤに命じて八尺の勾玉の五百箇のみすまるの珠(八尺瓊勾玉・やさかにのまがたま)を作らせた、アメノコヤネとフトダマを呼び、雄鹿の肩の骨を抜き取り、ははかの木を取って占い(太占)をさせた。賢木(さかき)を根ごと掘り起こし、枝に八尺瓊勾玉と八咫鏡と布帛をかけ、フトダマが御幣として奉げ持った。アメノコヤネが祝詞(のりと)を唱え、アメノタヂカラオが岩戸の脇に隠れて立った。アメノウズメが岩戸の前に桶を伏せて踏み鳴らし、神憑りをして、胸をさらけ出し、裳の紐を陰部までおし下げて踊った。すると、高天原が鳴り轟くように八百万の神が一斉に笑った。

この声を聴いたアマテラスは、何事だろうと天岩戸の扉を少し開け、「自分が岩戸に篭って闇になっているというのに、なぜアメノウズメは楽しそうに舞い、八百万の神は笑っているのか」と問うた。アメノウズメが「貴方様より貴い神が表れたので、それを喜んでいるのです」と言うと、アメノコヤネとフトダマがアマテラスの前に鏡を差し出した。鏡に写る自分の姿がその貴い神だと思ったアマテラスが、その姿をもっと良く見ようと岩戸をさらに開けたとき、隠れていたタヂカラオがその手を取って岩戸の外へ引きずり出した。すぐにフトダマが注連縄を岩戸の入口に張り、「もうこれより中に入らないで下さい」と言った。こうしてアマテラスが岩戸の外に出てくると、高天原も葦原中国も明るくなった。

八百万の神は相談し、スサノオに罪を償うためのたくさんの品物を科し、髭と手足の爪を切って高天原から追放した。

日本書紀
日本書紀でも大きな話の流れは同じであるが、細部に若干の違いがある。

本文では、スサノオが機屋に馬を投げた際、アマテラス自身が驚いて梭で傷ついたとある。第一の一書では、稚日女尊(ワカヒルメ)が梭で傷ついて死んだとなっている。ワカヒルメはオオヒルメすなわちアマテラスの分身であり、スサノオの行為によってアマテラスが死んだというのが元々の伝承ではないかと考えられる。

第二の一書では、アマテラスが怒って岩屋に隠れたのは、スサノオが神殿に糞をし、アマテラスが気付かずにそれに座ってしまったためとしている。

解釈
アマテラスが天岩戸に隠れて世の中が闇になるという話は、日食を表したものだという解釈と、冬至を過ぎて太陽が弱まった力を取り戻すということを象徴したものとする見方がある。日食神話、冬至神話とも世界各地に見られる(→死と再生の神)。


スサノオの乱暴は、その全てが農耕に関連するものであり、暴風雨の災害を表したものだともされる。大祓詞では、このスサノオの行いを総称して「天つ罪」としている。

鶏を集めて鳴かせたことから、伊勢神宮では神宮内に鶏を放し飼いにしている。

鍛冶師のアマツマラについては何をしたかが書かれていないが、本居宣長は矛を作らせるためではないかと推測している。また、剣を作らせたとする説もあり、そうであればこの説話で三種の神器が全て作られたことになる。なお、古語拾遺においては、アマツマラの代わりに一つ目の鍛冶神天目一箇神が登場している。

古事記では、この説話の後に、スサノオとオオゲツヒメによる食物起源神話が挿入されている。

尚、天目一箇神を祖とする忌部氏(斎部氏)は、オオゲツヒメの話に登場する阿波国を出て東に向かった者とされている。この東端が安房国で安房の地名の由来とされている。

天の岩戸隠れの神話はギリシャ神話に於けるデメテル神の神話とよく似ていると言われている。デメテル神の場合、ペルセポネを隠された為、嘆き世の中が真っ暗になってしまう事から来ている。

天岩戸説話は天上界の出来事であるが、神話を現実的に目に見える形で解釈したいという要求から、「ここが天岩戸である」とする場所や関連する場所が何箇所か存在する。

天の岩戸
京都府福知山市大江町 皇大神宮(元伊勢内宮)、岩戸神社。
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸 天岩戸神社の神域にある。社務所に頼まなければ見せてもらうことはできない。最寄の駅にも「天岩戸」の名がつけられている(天岩戸駅)。
沖縄県島尻郡伊平屋村 「クマヤ洞窟」全国に数多ある「天の岩戸伝説」の中でここは最南端地。
岡山県真庭市蒜山 茅部神社の山の上方。
滋賀県高島市 白鬚神社 岩戸社。
三重県伊勢市 伊勢神宮外宮 「高倉山古墳」。昭和時代に入山が禁止された。
三重県伊勢市二見町 二見興玉神社 「天の岩屋」
三重県志摩市磯部町恵利原 「恵利原の水穴」
徳島県つるぎ町天の岩戸神社の神域にある。
岩戸
長野県長野市戸隠 戸隠神社には、岩戸が落下してきたという伝承がある。
奈良県奈良市柳生 天之石立神社。この地まで飛ばされてきたという岩がある。